更新:2013年10月発売の「新型Kindle Paperwhite」の情報に更新しました。
(新しく追加された機能はこちら)
ついに日本に上陸した『Amazon Kindle Paperwhite』は、電子書籍を読むためだけに作られた、専用端末です。
これまでの電子書籍リーダーのデメリットがすべて改善され、前機種のKindleよりも大幅な機能UPを実現しました。
価格は9,980円(税込)。
もちろん送料無料です。
電子書籍は、「Kindleストア」で購入します。
Kindleストアの品ぞろえは、すでに5万冊以上。
その中から約2,500冊を、Kindle Paperwhiteに入れていつでも持ち運べます。
もし蔵書の数が2,500冊以上になっても安心です。
Kindleストアで一度購入した書籍はすべてAmazonのクラウド上で管理されるので、何回でも再ダウンロードしてKindleに入れられます。
Kindle Paperwhiteの主な特徴についてまとめます。
基本的な性能は以下のとおりです。
電子書籍リーダーの中でも、読書のためだけに作られたKindle Paperwhiteは、紙の本を読むときの体験をリアルに再現してくれます。
私自身がそうであったように、紙の本にはもう戻れないぐらい、電子書籍リーダーには便利な機能が備わっています。
電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」には、E Inkと呼ばれる電子ペーパーが使われています。
電子ペーパーは、バックライトを使わないため、目に優しく、長時間の読書でも目が疲れません。
また、太陽光にも反射しないので、外出先でも紙の本と同じように書籍を読むことができます。(バックライトが使われている携帯の画面は太陽光の下では見えませんよね?)
新しく採用されたPaperwhiteでは、コントラストが25%アップし、より白く見やすいディスプレイを実現しています。
電子書籍リーダーに採用されている「電子ペーパー」の弱点は、暗闇で文字が読みにくいことです。
紙とまったく同じなので、太陽光には強くても、暗闇には弱いのです。
そこで、Kindle Paperwhiteでは内蔵ライトが搭載され、暗闇でも問題なく読書ができるようになりました。
バッテリーの持続時間は、内蔵ライトを付けたままでも約2ヶ月持つので、充電は数ヶ月に一度でOKの省エネ設計です。
Kindle Paperwhiteには、標準でWi-Fiを内蔵しています。
自宅や無線LANが使えるカフェなど、いつでもどこでもキンドルストアにアクセスして、電子書籍を購入できます。
買った書籍は60秒程度でスピーディーにダウンロードされるので、買った本をすぐに読み始めることができます。
もちろんオンライン書店なので、24時間365日、年中無休です。
2013年10月22日(3G版は11月12日)に発売された、新型Kindle Paperwhiteの改善点は以下の通りです。
■ディスプレイのコントラストがUP
白い画面はより白く、文字の黒い部分はより黒く、コントラストが改善されたことで、前モデルよりも文字が読みやすくなっています。また、タッチスクリーンの正確性も19%改善されました。
■25%の高速化
プロセッサの強化により、25%の高速化を実現しています。
前モデルのKindle Paperwhiteよりも、よりサクサクと快適にページめくりができるようになっています。
■メモリ容量2GB → 4GBへ
前モデルでは2GBだったメモリ容量が、4GBにアップしています。
持ち歩ける本の冊数も最大4,000冊と大幅にアップ、4,000冊を超えて容量がオーバーしても、Amazonで購入した電子書籍ならいつでもクラウドから再ダウンロードできるので、事実上容量は無制限です。
■Kindle Page Flip
現在読んでいるページを開いたまま、ページごと、章ごとにページがプレビューできる機能です。
紙の本でページをパラパラとめくっている感覚を再現した、Kindleの新しい機能です。
■単語帳機能と検索・辞書機能
辞書とWikipediaを統合し、まとめて検索することが可能です。(Smart Lookup機能)
また、検索した単語を自動的に単語帳に登録し、学習に役立てる単語帳機能も追加されました。
Kindle Paperwhiteは、2種類のラインナップがあります。
■Kindle Paperwhite(通常版)
Wi-Fiを内蔵しているので、自宅や無線LAN環境のあるカフェなどで、電子書籍の購入やダウンロードができます。価格は9,980円です。
■Kindle Paperwhite 3G
Wi-Fiに加えて、3G回線(携帯電話の回線)を内蔵しているモデルです。
このモデルを買えば、携帯電話が繋がる場所ならどこでも書籍の購入やダウンロードができます。
外出先で、電子書籍を買ったり、Wikipediaで調べ物をしたり、読みかけの本をTwitterやFacebookで共有したい方は3Gモデルを選ぶのが良いと思います。
価格は14,980円です。
ちなみに、3G回線にはNTTドコモの回線が採用されています。
つまり、ドコモの携帯が繋がる場所なら通信できるということです。
3Gモデルを使うにあたって、必要な契約や費用は一切かかりません。
管理人がこの商品を買うべきかどうか、独断と偏見で判断します。
日本で初上陸のキンドルは「Kindle Paperwhite」となりました。
アメリカでは通常の「Kindle」がすでに何モデルか発売されていますが、日本で最新機種のKindle Paperwhiteが登場したので、この製品がKindleのスタンダードになると思います。
他社の電子書籍リーダーと比較しても高機能で価格が安いので、この製品は間違いなく「買い」だと思います。(というか、私も買う予定です)
Amazonは、Kindleの電子書籍端末の評価も高いのですが、「Kindleストア」の品ぞろえが今後大きく拡大していく見込みなので、電子書籍ストアの将来の品ぞろえの充実度を考えても、Kindle Paperwhiteを選ぶメリットは大きいと思います。