Amazonが新しいKindle Fireシリーズを3機種発表しました。
先日、読書専用リーダーの「Kindle Paperwhite」をリニューアルしたばかりのAmazonですが、今回はカラー液晶のタブレット端末の刷新となります。
新しく発表されたのは以下の3機種。
唯一、Kindle Fire HDは以前から発売されている機種ですが、大幅なスペックアップが図られたリニューアル仕様となって再発売されています。
今回さまざまな変更点が加えられたKindle Fireシリーズですが、新機種「Kindle Fire HDX」には個人的に「神機能」だと思った「MayDayサポート」が搭載されています。
MayDayサポートについては動画を見るとわかりやすいです。
これは24時間365日いつでも、ボタンひとつでカスタマーサポートとビデオチャットできる機能です。
どのように操作すればトラブルを解決できるのか?についても、画面を見ながら案内してくれます。
素晴らしい顧客対応で評価されている、顧客至上主義のAmazonならではの機能と言えますね。
タブレットの使い方がよくわからない人や、お年寄りの方でもMayDayサポートがあれば心強いと思います。(日本でもこの機能が導入されるかどうかは不明)
■新しいOS
Kindle Fireシリーズは、スマートフォンなどに使われているAndroid OSを使っています。
今回の新しいKindle FireにはAndroid OSをベースにして新開発したFire OS 3.0 Mojitoが搭載されています。
■クアッドコアプロセッサ・メモリの増加
これまで、デュアルコア(2コア)だったプロセッサはクアッドコア(4コア)となり、タブレットの処理スピードが大きく向上しました。
また、これまで1GBだったメモリも2GBにアップしています。
プロセサとメモリのパワーアップによって、快適でサクサクした動作が実現し、動画やゲームなどもストレスなく楽しめるようになっています。
■64GBモデルが登場
これまでのKindle Fire HDには、8GBと16GBモデルしかありませんでした。
しかし、新しいKindle Fire HDXでは、16GB、32GB、64GBの3モデルをラインナップ。
保存容量も大きくパワーアップしています。
■カメラ機能を搭載
Kindle Fire HDにはカメラ機能は搭載されていませんでしたが、Kindle Fire HDXには前面カメラが、そしてKindle Fire HDX 8.9には前と後ろの両面にカメラを搭載しています。
■LTEモデルも発売
値段は上がりますが、4G LTEモデルの発売も決定しています。
■バッテリーの持ちUP
バッテリーは約2時間程度パワーアップしました。
読書モードでの利用については、約7時間バッテリーの持ちがアップしており、これは前機種と比較すると1.7倍になります。
■大幅な軽量化
サイズは7インチ・8.9インチで前機種と変わっていませんが、重さはとても軽くなりました。
前機種のKindle Fire HDは395gでしたが、リニューアルされたKindle Fire HDは345gに、さらにKindle Fire HDXは303gになりました。
ラインナップが一気に増えたので、価格は結構ややこしいです。
■新しいKindle Fire HD
8GB:139ドル / 16GB:169ドル
■Kindle Fire HDX
16GB:229ドル / 32GB:269ドル / 64GB:309ドル
■Kindle Fire HDX 8.9
16GB:329ドル / 32GB:369ドル / 64GB:409ドル
Kindle Fire HDXには新しくLTEモデルが追加されました。
LTEモデルの場合は、それぞれの価格に100ドルが上乗せされます。
今回の発表は本家アメリカでの話なので、日本での発売日は未定です。
新しいKindle Fire HD:2013年10月2日
Kindle Fire HDX:2013年10月18日(LTEモデルは11月14日)
Kindle Fire HDX 8.9:2013年11月7日(LTEモデルは12月10日)
日本でもすぐにアナウンスがあると思います。
先日Googleが新しいNexus7を発売したばかりですし、年末商戦を控えてタブレット端末も続々とリニューアルされています。
おそらくアップルも年末までに新しいiPad、iPad miniを発表する可能性が高いので、今年のクリスマス、年末も私たちは新型タブレットを選ぶ機会に恵まれると思います。
新型タブレットのスペックや特徴、比較などは追ってサイトにアップしていきたいと思います!