koboシリーズで本格的に電子書籍事業に参入した楽天が、本命となるタブレット端末「Kobo Arc 7HD」を発表しました。
楽天はkoboシリーズの電子書籍リーダーをこれまでに何台も発売していますが、カラー液晶のタブレット端末を発売するのは、今回のKobo Arc 7HDが初となります。
米国では以前から発表されており、日本上陸が待ち遠しかったKobo Arcですが、いよいよ国内でも買えるようになります。
予約受付はすでに開始されており、発売は12月下旬になるとのこと。
ラインナップと価格は以下の通りです。(ホワイト・ブラックの2色展開)
ただし、Kobo Arc 7HDの購入特典として3,000円のクーポンが付くので、実質的な販売価格は19,800円(16GB)、24,800円(32GB)となります。
Kobo Arc 7HDはとにかくキャンペーンの力の入り用がすごいです。
【予約特典】
純正スリープカバーをプレゼント
【購入特典】
①楽天koboイーブックストアで使える3,000分のクーポンを進呈。
②楽天市場・楽天ブックス・楽天Koboストアにて、1年間ポイント還元が2倍
楽天市場でも、1年間ずっとポイント還元率が2倍というのは、楽天で買い物をする機会が多い人にとっては、大変メリットが大きい特典ですね。
スマートフォンなどで採用されている「Android」をベースとして作られたKobo Arc 7HDは、アプリによる機能拡張が魅力の7インチタブレットです。
高機能端末である反面、読書好きにとって嬉しい「読書モード」を採用することで、消費電力を抑えた利用もできるようになっています。
最新のOS「Android4.2」を搭載したKobo Arc 7HDは、Google Playからアプリをダウンロードし、自分好みに機能を拡張していくことができます。
読書端末としてでなく、FacebookやTwitterのようなSNSから、メール、ビデオ電話、そしてビジネスでの活用など、利用シーンを問わず活用できる便利なタブレット端末です。
Amazonが発売しているKindle Fireも同じくAndroidを使ったタブレットですが、Kindle FireではGoogle Playを利用できないため、利用できるアプリはKobo Arc 7HDの方が圧倒的に多いです。
また、Google Playでは「動画コンテンツ」、「電子書籍コンテンツ」、「ゲームコンテンツ」が豊富に揃っています。
当然、Amazon KindleアプリやBooklive!アプリもダウンロードできるので、Kobo Arc 7HDを使えば、楽天Koboイーブックストアだけでなく、あらゆる電子書籍ストアから、読みたい本を購入し、利用できるメリットがあります。
そして、動画やゲームを美しく再現するのが、1920×1200(323 ppi)の高解像度液晶です。
画面にくっきりと映し出される美しい文字は読書をしても目が疲れず、そして迫力ある映像をも再現します。
内蔵カメラとして、「130万画素(720p)の高解像度カメラ」をフロントに搭載しています。
背面カメラではないので、主に自分撮り用だと考えた方が良いと思います。
Kobo Arc 7HDは、スカイプなどのビデオ通話アプリも使えるので、相手の顔を見ながらのビデオチャットを楽しむことも可能です。
Kobo Arc 7HDは、数あるタブレット端末の中でも、「読書機能を意識した」タブレットです。
楽天独自の「リーディングライフ機能」では、読書により没頭できるための様々な仕掛けが用意されています。
■楽天Koboページ
koboのTOPページでは、あなたの情報にもとづいて、おすすめの本を紹介してくれます。
■コレクション
独自のインターフェイスで管理しやすいデジタル本棚も魅力的です。
その他の主なスペックは以下のとおり。
他社の7インチタブレットと重さを比較しておくと、、、
重量では、ダントツで一番重いですね。。。
ちなみに341gは、350mlの缶ジュースとほぼ同じ重さです。
管理人がこの商品を買うべきかどうか、独断と偏見で判断します。
楽天からkoboシリーズ初の高機能タブレットが登場しました。
メールやアプリといった幅広い使い方ができることに加えて、Google Playの利用を可能としたことで、KindleストアやBooklive!など、koboイーブックストア以外で購入した電子書籍も読むことができます。
また、楽天の力の入ったキャンペーンによって、3,000円分のクーポンが付くため、実質19,800円で購入でき、他社と比較しても圧倒的な安さを誇ります。
さらに、予約特典としてカバーが付き、購入特典として楽天市場や書籍ストアでのポイント還元率が1年間2倍になるなど、非常にお得感は大きいです。
ただし、メモリの容量や重量など、スペック面ではやや見劣りする部分も多いです。
他社製タブレットの最新モデルが2GBメモリなのに対し、Kobo Arc 7HDは1GBメモリとなっており、またCPUのNvidia(Tegra3)の少し前のCPUとなります。
トータルで見て他社製品よりもコストパフォーマンスが高いとは言い切れませんが、その分を値段や特典でカバーしている部分を評価できるか?が購入の決め手になると思います。