Kindle Fireシリーズに新しいラインナップが追加されました。
前モデルのKindle Fire HDが格安路線であったのに対し、Kindle Fire HDXは販売価格は高くなってしまったものの、それを上回る高機能がたくさん盛り込まれています。
現在発表されているラインナップは3つ。
これに加えて、米国では「LTEモデル」も発売されるので国内では発表待ちの状態です。
Kindle Fire HDXの主な特徴についてまとめます。
Kindle Fire HDXは、323ppiの高解像度液晶を採用しています。
本体サイズはKindle Fire HDと同じ7インチのタブレットですが、Kindle Fire HDが1280×800(216ppi)の解像度なのに対して、Kindle Fire HDXは1920×1200(323ppi)の超高解像度です。
これによって、文字はよりくっきり、写真はよりハッキリと映しだされ、動画、ゲーム、そして電子書籍まであらゆるコンテンツを美しく再現することができます。
Kindle Fire HDXのプロセッサは、「クアッドコア2.2GHz」です。
(クアッドコアは4つのコアがあるという意味です)
前モデルがデュアルコア1.5GHzだったので、驚くほどの高速化を実現していることがわかります。
高速なプロセッサが搭載されたことで、タブレットの基本操作や電子書籍のページめくりはサクサク、ゲームや動画の映像はよりスムーズに、読み込み時間も短縮されるので、快適にコンテンツを楽しめます。
Kindle Fire HDXは、Wi-Fiをより高速かつ強力に利用できる、「デュアルバンド、デュアルアンテナ(MIMO)」を搭載しています。
これらのアンテナによって、Youtubeなどの動画をストリーミング再生している時でも、接続が途切れにくくなり、快適に動画再生が可能です。
また、前モデルよりも遠い位置からでもWi-Fiスポットに接続することができるようになりました。
バッテリーの持続時間は通常利用の場合で10時間 → 11時間に増えました。
また、電子書籍リーダーとして利用する場合なら17時間もバッテリーが持ちます。
普通に使う程度であれば、10時間でも3日に1回程度充電すればOKなので、電子書籍の読書用途で使う人であれば、1週間~2週間程度はバッテリーが持つと思います。
これまでKindleシリーズのタブレットにはカメラが搭載されていませんでしたが、Kindle Fire HDXでは、前面カメラが内蔵されるようになりました。
このカメラによって、スカイプアプリなどでビデオチャットをすることができます。
残念ながら、7インチタブレットには背面カメラは搭載されていません。
8.9インチサイズのKindle Fire HDX8.9には、前面・背面ともにHDカメラを内蔵しています。
Kindle Fire HDXは大幅な軽量化に成功しています。
303gとなった新型Kindle Fire HDXは前機種よりも20%以上軽くなり、女性の方でも片手で持てる軽さです。
これら3機種はすべて7インチサイズのタブレット端末です。
また、303gは、ミニサイズのペットボトル型缶ジュースよりも軽い重さです。
Amazonでコンテンツ(電子書籍や音楽、動画など)を一度購入すれば、iPhoneやiPad、Androidといった、Kindle Fire HDX以外の端末でも見ることができます。
特に電子書籍には、「Whispersync機能」というものがあり、「電子書籍の蔵書、どこまで読んだか、ブックマーク、本の中で線を引いたところ」などがすべて共有され、Kindle Fire HDで読みかけだった本のページの続きから、iPhoneで読書を再開するということが実現できます。
Kindle Fire HDXには、容量が違う3種類のラインナップがあります。
容量は大きいにこしたことはありませんが、万が一タブレット端末の容量が一杯になってしまっても安心です。
Amazonで一度購入した電子書籍や音楽、映画はすべて無制限でクラウド上に保存され、半永久的に保管され、何度でも再ダウンロードできます。
端末の容量がいっぱいになってしまったら、読み終わった電子書籍は削除してしまっても大丈夫です。また読みたくなったら、いつでも何度でも、クラウド上からダウンロードし直すことが可能です。
コンテンツをクラウド上に保存する3つのメリット。
Kindle Fire HDXは、高機能タブレット端末として、スマートフォンと同様にアプリを入れることで、自分がほしい機能を追加できます。
Skypeやメール、スケジュール管理といった仕事用途にも使えますし、ゲームや動画といったコンテンツ、そしてFacebook、TwitterのようなSNSまであらゆる機能を追加できるのが、Kindle Fire HDXの特徴です。
電子書籍は、Kindle Fire HDXを使って「Kindleストア」で買う事ができます。
もちろん、利用できるのはKindleストアだけではありません。
Kindle Fire HDXでは、アプリを追加することによって、eBookJapanのようなその他の電子書籍ストアで購入した書籍も読めます。
Kindleストアで売られているのは、電子書籍だけではありません。
■電子書籍
Amazonで本を買っている人は多いと思います。(ちなみに一冊から送料無料です)
しかし、これからはダウンロード販売の時代、Kindleストアではサービス開始時点で10万冊以上の電子書籍が売られています。
■Androidアプリ
Amazonのオンラインストアには、さまざまなAndroidアプリがあります。
ゲームやビジネスに役立つコンテンツなど、さまざまです。
無料アプリの「Facebook」や「Skype」、「朝日新聞」、「日経新聞」もあるので、好きなアプリをダウンロードして機能をどんどん追加できます。
■音楽・映画
Kindle Fire HDは、電子書籍だけでなくあらゆるコンテンツが楽しめるように設計されています。
Amazon MP3ストアでは、音楽や映画も販売されているので、好きな場所で好きな時間にダウンロードして、いつでも綺麗な画面とサウンドで、コンテンツが楽しめます。
サービス開始時点で、音楽は2500万曲以上提供されています。
管理人がこの商品を買うべきかどうか、独断と偏見で判断します。
前機種よりも大幅に機能をUPさせたフラッグシップモデルです。
ただ、販売価格も上がっているので財布に余裕がない方はKindle Fire HDの購入をおすすめしますが、もし財布に余裕があれば、当然Kindle Fire HDXを買うほうがコストパフォーマンスは高いです。
クアッドコア2.2GHzのプロセッサによって、動画がスムーズになり、サクサクと快適な操作を実現しています。また、バッテリーの強化と新OSの機能によって、読書用途で使うだけであれば、バッテリーの持ち時間が17時間と飛躍的に向上しました。
その他の大きな変更点はカメラの搭載です。
これまでカメラを搭載していなかったので、Kindle Fire HDXによってカメラ撮影やビデオチャットができるようになったことは、非常に大きいでしょう。
Kindle Fire HDXの購入はこちら【送料無料】