「電子書籍はよさそうだけど、やっぱり紙の本の方が読みやすいからいいな。」
私もそう思っていた時がありました。
しかし、現在は電子書籍のメリットに気づき、もはや紙の本は不便だとすら感じるようになりました。
電子書籍リーダーでどんなことができるのか?
ここでは、どの端末にも備わっている基本的な機能についてまとめます。
一番のメリットは、検索機能が備わっていることです。
紙の本なら一から読み直すか、「たしかこのあたりだったかな?」と探さなければなりません。
これは非常に時間のかかる作業ですが、電子書籍ならあっという間に目的の文章にたどりつけます。
もちろん、キーワード検索だけでなく、目次を見て読みたいページへワンタッチで飛ぶこともできます。
どのページを見ている最中でも、すぐに目次一覧を表示できる点も、電子書籍ならではの検索機能と言えるでしょう。
本は、最初から最後まで一度に読み終えることのほうが少ないですよね。
その際、中断するページに「しおり」を挟んでおきます。
電子書籍リーダーにもどこまで読んだかを記録してくれる「しおり機能」が備わっています。
途中で読書を中断しても、またそこから再開できるのは嬉しいですよね。
教科書などで、気になった文章には、アンダーラインやマーカーを引くと思います。
また、重要なページにはふせんを貼って印を付けます。
しかし、紙の書籍にはそう簡単に線を引くことができません。
なぜならせっかくの本が「汚れてしまうから」です。なんとなくもったいないですよね。
でも、電子書籍の場合は気にせずマーカーを引いたり、ふせんを貼り付けられます。
また、必要なくなったラインはいつでも削除できます。
もちろん、消し跡が残ることはありません(笑)
そして検索機能と同様に、「マーカーを引いた文書一覧」、「ふせんを貼ったページ一覧」を見ることができ、ワンタッチでそのページに飛ぶことができます。
読書をしながら重要な部分に線を引き、後から線を引いた位置だけをまとめてリストに表示できるので、大変便利です。
電子書籍は、一台の電子書籍リーダーに数千冊もの本を保存しておくことができます。
紙の本を2,000冊所有しようと思ったら、家が本だらけになってしまいますよね。
また、本棚もたくさん用意しなければなりません。
紙の本をすべて電子書籍に変えれば、本棚はもういりませんし、家のスペースがかなり空きます。
私も電子書籍中心の生活をするようになってから、部屋がとても広くなりました^^
一台の電子書籍リーダーにすべてを集約することで「あの本どこにあったっけ?」と探す必要もなくなります。
電子書籍リーダーには、片手に収まる文庫本サイズのものもあります。
何千冊もの書籍を、ポケットに入れていつでも持ち歩けます。
紙の本だと、辞典を一冊持ち歩くことも困難です。
英和辞典、和英辞典、国語辞典、そしてそれを入れるカバンが必要になります…
しかし、電子書籍リーダーなら、各種辞典と、読みたいマンガ、そして最新の雑誌、ベストセラー本などをすべて1つにまとめて、ポケットに収めて持ち歩けるわけですから、非常にスマートです。
本屋さんに行って、目的の本を探してレジに並んで…
通販サイトで本を買って2~3日待てば自宅に届く…
そのようなわずわしさはもう必要ありません。
電子書籍リーダーがあれば、端末からオンライン書店にアクセスし、24時間365日いつでも読みたい本が買えます。
すべてダウンロード販売なので、購入手続きが終わったら、そのまま自動的に電子書籍リーダーに保存されて書籍を読み始めることができます。
リアルの書店と同様に、電子書籍ストアによっては「立ち読み」ができる所もあります。数ページ試しに読んでみて、面白そうなら買う、というリアルの読書体験ができるのです。
また、電子書籍は印刷コストがかからないので、一般の紙の書籍よりも少し安く販売されているケースが多いです。
毎月雑誌を買う人や、マンガや文庫本などをたくさん読む人は、本の割引分だけで電子書籍リーダーの購入価格は十分回収できるはずです。
もっとも、「本屋に行ってなんとなく本を探してみる」のも楽しいですけどね^^
特にお年寄りの方に、文庫本サイズの文字が小さくて読めないという方が多いようです。
結果、ゆったりとした時間が過ごせるようになったお年寄りの方の読書週間が失われたり、毎回メガネをかけなければ本が読めない状況に陥ってしまいます。
しかし、電子書籍ならカンタンなピンチ操作(2本指を広げる)だけで文字の拡大がスムーズにできます。
拡大すると文字がボヤケたりすることがありますが、電子書籍リーダーを使った場合はそのままくっきりとした文字が大きくなるので、お年寄りの方でもメガネいらずで本を読むことができます。
電子書籍端末には、本体の中に内蔵辞書が入っている端末が多いです。
読書中にわからない単語が出てきたら、その部分を指でなぞるだけで、内臓辞書を使って単語の意味をチェックできます。
このような機能は電子書籍リーダーでしか使うことができない大変便利な機能です。