タブレット型PCの代名詞とも言えるアップルの「iPad」は、電子書籍だけでなく様々なアプリケーションが使える高機能端末です。
電子書籍リーダーの中では少々大きめの9.7インチサイズとなります。
最新のiPad3には、2048×1536の高解像度を実現したRetinaディスプレイが採用されており、画面上の文字も驚くほどくっきりと見えます。
価格は42,800円から、電子書籍以外にもあらゆることができるPCなので、やはり電子ブック専用リーダーと比較すると高くなってしまいます。
iPadには、「1、2、3」のような数字は使われていませんが、このページでは便宜上、「iPad3」で統一します。
容量 / モデル | Wi-Fiモデル | Wi-Fi+3Gモデル |
16GB | 42,800円 | 53,800円 |
32GB | 50,800円 | 61,800円 |
64GB | 58,800円 | 69,800円 |
Wi-Fi+3Gモデルは、携帯電話の回線を使ってどんな場所でもインターネットアクセスができるモデルです。(Softbankとauに対応)
iPad3の主な特徴についてまとめます。
iPad3の大きな特徴であるRetinaディスプレイは、従来の2倍の解像度を誇り、文字がくっきりと見えます。
iPad2や他の電子書籍端末では、ぼやけて見える文字もはっきりと読み取ることができ、どれだけ近くで目を凝らしても、「ドットが見えない」ぐらいです。
つまり、画面上のドットに文字が描かれるのではなく、画面上に文字がそのまま浮かび上がっているような錯覚に陥ります。
iPad3は、現時点で最高の解像度を誇っています。
iPadはオンラインのアップルストアを通じて、様々なアプリがダウンロードできます。
カレンダーや仕事に関するアプリなど、驚くような種類のアプリがあります。
電子書籍関連のアプリや、電子書籍のストアのアプリも豊富です。
代表的な所では、紀伊国屋書店、青空文庫、ebookjapan、日経など、あらゆる書店や出版社がアップルストアを通じて電子書籍を販売しています。
高機能端末としては優れているiPadですが、電子書籍リーダーとして使った場合は、いくつかのデメリットがあります。
iPad3は彩度が向上し、光の反射に強くなっています。
しかしそれでも、バックライトを使ったカラー液晶のため、外出先での光の反射には弱いです。
太陽光の反射には、読書専用のイーインク(電子ペーパー)端末の方が優れています。
iPad3を普通に使う程度であれば、3日程度充電しなくても平気です。
しかし、電子ペーパーを使った電子書籍リーダーと比較すると、バッテリーの持ちは弱いです。
電子ペーパーは1ヶ月以上充電なしで使える超省エネ設計なので、このあたりは仕方ありません。
iPadは「電子書籍リーダーとしても使えるタブレットPC」です。
様々な用途に対応するために9.7インチサイズが採用されています。
この9.7インチサイズは、片手で持つのは少々しんどいサイズですので、電子書籍を読む為の端末と比較すると、片手に収まらず、ポケットサイズではないiPadは少し大きいと感じるかもしれません。
管理人がこの商品を買うべきかどうか、独断と偏見で判断します。
iPad3、持っています。
仕事にプライベートに、読書にと、幅広く使えるタブレット端末なので、パソコンのヘビーユーザーでなければ、これ一台で十分だというぐらい出来がいい製品です。
電子書籍をカラーで読みたい場合は、現時点ではどうしてもバックライトを使ったタブレット型端末を選ぶことになります。
圧倒的な解像度を誇る「Ratinaディスプレイ」は、どれだけ目をこらしても「ドットが見えない」ぐらい画面で、色鮮やかに、そして文字も鮮明に浮かび上がります。
私は日経新聞のアプリをよく愛用していますが、新聞の小さな文字が拡大しなくても読めるほどくっきりと文字が表現されることに感動しました。
The new iPad 第3世代 wi-fiモデル 64GB ブラック MC707J/A 国内版